8月は結構本を読みました。
せっかくなので話題の本も・・・
面白かったという人と、言葉がめんどくさいという人など
いろいろ話は聞いていたのですが、私は面白かったです。
題材的にも内容的にも、きっと又吉にしか書けないなと思いました。
ピースのネタも、イッポングランプリなどの答えもちょっと他の人とは違った感覚で作る世界が又吉にはあると思うので、そんな彼にしか表現できないものなんだろうなぁと感じます。
それを好きか嫌いかは人それぞれですが、私は嫌いではないし、そんな感覚がわかるわけではないけれど、わからないでもないと・・・。
胸の中がくすぐられるような、ちょっとザワザワするような、なんとなく苦笑いしながら読み終わった感じです。
なぜか一番新しい「まほろ駅前狂想曲」を先に読んでしまったし、1作目のは映画を観てしまっていたので、なんとなく読まなくてもいいかなと思っていたのですが、読んで良かったです。始めの作品から読まないと登場人物のあれやこれやがわからないままになってしまうということが避けられたし、なにより、印象としては映画より原作の方が後味が良いし暖かい気持ちになれます。
原作の方が面白いのは当たり前なのですが、でも映画を観ていたので人物の顔が目に浮かぶので入りやすい感じがあって、どんどん読めてしまいました。
三浦しをん作品は、どれも(というほど読んではいないのですが)読み終わったときにとても気持ちが穏やかになるので、読んで良かった!と思います。
この人の作品は以前「楽園のカンヴァス」を読んでとても面白かった度ですが、これもまた面白かったです。
ワクワクしながら読めるというのは、そもそも読書が苦手な私にはとても助かります。
作家というのは本当にいろいろなことを知っていてすごいなぁと思います!
「YOUは何しに日本へ」という番組が好きで良く見ているのですが、外人から見た日本が面白く書かれています。
著者のイギリス人がイギリスをどう見ているか、また日本人が思っているイギリス人がいかに間違っているかがとても興味深かったです。
へぇ~~~~!!
「アイデアが生まれる、一歩手前のだいじな話」
これは私にはわからない世界の話でした。
クリエイティブな仕事というのはこういうものなのか!と。
決して私が係わることのない世界。
厳しそうで楽しそうで・・・
そういう類の人に出会ってみたいと思いました。
そしてそして
初 池井戸作品です。
TVドラマではよく見ているのですが、読んだのはこれが初です。
面白いですね!!
読んでいてワクワクするし、読み終わって通快です。
楽しい!
秋のドラマで放送されるのが楽しみです。