2月6日(土)はNARDのセミナーでした。
「精油、ハーブウォーター、キャリアオイルを抗菌アロマテラピーに使う」
という内容です。
抗真菌活性を実験で観察しました。
赤く着色した試験液の色の変化を観ます。
実験を始めて30分経過したときの色の変化です。
菌が生きているのは赤いままですが、精油を入れたパーセンテージが高いほど菌が死滅していくので、赤が薄くなっていきます。
上の写真と左右が逆になってしまいましたが、
さらに時間が経過すると、精油を入れた試験液の赤色がどんどん薄くなっていったのがわかります。
わかっていることですが、こうやって実験で目で見るのは、そのことが確実であるということを納得するためのひとつの要素になります。
でも今回の今回のセミナーで最も印象に残ったのは
1.菌を殺せばよいという考えは誤りである。
菌は人間が存在する以前から存在しているものであり、また人と共存しながら生きている。日常生活の中では、完全に菌をなくすことはできないので、うまく付き合っていくことが大切。
常在菌を殺すと他の菌が感染症を起こす危険がある。抗菌グッズ商法に踊らされないことが大切である。
2.感染症を起こす能力がある菌を病原菌というが、それらは微生物の一部であり、しかも多くは一定の数以上が一度に侵入しない限り感染症を起こさない。
3.したがって、感染防御は菌が侵入しないようにする努力と、生体側の防御力を強める努力からなる。
4.感染症の多くの症状は、生体炎症反応である。
ということでした。
そのとおりだと思いました。
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