この本を読まなければ知らなかったこと!!!
知って良かったと思いました。
紙の事ももちろんです。
そして震災のこと。
なんとなく、そうなんではないかなぁ・・・
と想像していたけど、やっぱりそうだったんですね。
本当は、もっともっといろいろなことがあったんでしょう。
でもそれはこの本で書きたいことではなかったのでしょう。
心痛むことが・・・。
書いてあったことはもちろん受け止めます。
でもその向こうにあることも、できる限り想像して心に留めておきたいと思います。
読書感想文を書くとき、「おもしろかった」と書くのはダメと、小学校の時先生に教わりました。
「おもしろい」と書かずに、如何におもしろいかをわかってもらうように書きなさいと。
でも、先生に見せるわけではないので、率直に言います。
おもしろいです!!
タイムスリップものはドラマでもおもしろいのを今やってますが、
この本の方が私にはおもしろいです!!
こんな経験ができたら本当に人生が深くなるだろうなぁと、ちょっとうらやましくなりました。
私もあの人たちに会ってみたい!
人生に起こることは、受け止め方で如何様にもなるんですよね。
ちょっと前に、NHKで新幹線を作った人たちのドラマをちらっとみました。
そんな話を母にしたら、この人ではないけど、これも面白いよと言って、貸してくれました。
NHKのドラマの人にしてもこの石田禮助にしても、
あの時代の人というか、明治生まれの人はすごいなと思います。
時代背景が違うから、今と比べるのは違うとは思うけれど、その人の人となりとか、想いとか、
モラルというか、個人の心のありか、精神性が高い気がします。
そういうのってどこへ行っちゃったんでしょうね?
今、外国から尊敬の目を向けてもらっている日本って、昔の日本ですよね。
サブカルを好きといってもらっているのは今のことだけど、
こういう日本ってすごいよね!って言ってくれていることを聞いていると、今の日本や日本人ではない気がします。
少し考えてみたいですよね。温故知新って。
実はあんまり詳しくはないのですが、
聞きかじったことがある話しでした。
虞美人とか、項羽と劉邦とか興味があるのに
なかなか本を読むにはハードルが高くて敬遠しています。
でもこうやってエッセンスを示されると
いつかちゃんと読んでみようと思いました。