アロマテラピーとは
アロマ(aroma)=芳香、
テラピー(therapy)=療法、つまり芳香療法ということになります。
植物から抽出した精油(エッセンシャルオイル)を用いて、香りで心の健康を維持したり、香りを嗅ぐことで呼吸器から、あるいは塗ることで皮膚から体内に取り入れ、身体の健康を促進したりします。
精油エッセンシャルオイルとは
植物の花、葉、茎、根、木部、樹皮、樹脂、果皮などの部位から抽出した芳香成分を高濃度に含有した揮発性芳香物質です。
200種以上の天然の化学物質を含有していて、香りや作用は含まれる化学物質の種類によって異なります。花も葉も植物によって香りが違いますよね?香りで癒されるだけでもいいけれど、その化学物質の成分(芳香成分)を知ることで、アロマは思っている以上に楽しいものになります。
香りを嗅ぐことで何がおこるのでしょう?
人間には五感(視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚)があります。嗅覚以外の感覚は全て理性の脳(大脳新皮質)を経由して本能の脳(大脳辺縁系)に伝わります。しかし、嗅覚だけは本能の脳にダイレクトに伝わるのです。つまり理性の関与なしに脳を動かすことのできる唯一の感覚なのです。天然の香りは人の心や体に影響を与えるということが、アロマを体験すると実感できます。